いつものように何気なく愛犬の顔を見たらなんか目に違和感が。
よーく見てみると左右で瞳孔の大きさが違うことに気づきました。
気づいたのが夜だったので朝急いで病院へ。
その日に限ってなんだか元気もない気がしたので病院に着くまではとても不安でした。
病院に着いて診てもらうと左の方はもう完全に瞳孔が開いてる状態だと言われました。
悪い病気ではないことを祈りながら一通り検査を受け、出た結果は加齢で視神経が弱くなり瞳孔が閉じなくなっている状態だと言われました。
目も見えていて、充血や痛みもなく、眼圧も正常とのことでした。
ちょっと一安心。
ただもうずっと瞳孔が開いた状態なので光が当たる場所や外に行くときはサングラスをつけないといけなくなりました。
紫外線などどんどん吸収されるので目に大きなダメージが出てくるそうです。
出来る治療もなく元に戻ることはないと言われましたが、少しでも改善されればと切に願っています。
病院に来たついでに脾臓のイボの定期健診もお願いしました。
1年前と比べて2mmほど大きくなっていましたが問題ないとのことで今度は半年後の検診。
年を重ねると本当にいろんな病気が増えていくなと改めて実感しました。
今回犬の左右の瞳孔差について少し調べたのでそちらも少しお話したいと思います。
瞳孔が開く仕組み
瞳孔は光を感知すると縮み、暗いと開きます。
瞳孔が動く仕組みは、
- 眼の網膜という部分で光を感知
- 光が視神経を通って脳まで届く
- 脳から動眼神経を通って瞳孔を小さくする指令が届く
- 瞳孔が縮む
という流れで起こります。
引用:Rootsどうぶつ病院
我が家のわんこは光が当たる明るい場所でもほぼ黒目しか見えませんでした。
犬の瞳孔の左右差で考えられる病気
ホルネル症候群
ホルネル症候群は、脳から出て眼の後ろ側につながる交感神経のいずれかの部分に損傷や炎症などで異常があるときに見られる複数の症状が現われる病気。
ホルネル症候群は
- 縮瞳(しゅくどう)
- 瞬膜突出(しゅんまくとっしゅつ)
- 眼瞼下垂(がんけんかすい)
- 眼球陥没(がんきゅうかんぼつ)
の4つの症状から成ります。
片側のみでみられることがほとんどです。
●縮瞳(しゅくどう)
縮瞳とは、瞳孔が小さくなっている状態のことです。ホルネル症候群では異常がある側の眼で症状が見られるので、正常な眼の方だけ瞳孔が小さくなっている状態がよくみられます。
●瞬膜突出(しゅんまくとっしゅつ)
瞬膜とは目頭側から眼尻に向かって眼を覆う白っぽい膜で、寝ているときや目に痛みがあるとき、体調が悪い場合などに出てくることが多いです。瞬膜は通常は目頭側に引っ込み、あまり目立たないことがほとんどですが、ホルネル症候群では瞬膜が目頭側から出てきて眼球の一部を覆う瞬膜突出の状態になります。
●眼瞼下垂(がんけんかすい)
眼瞼(がんけん)とはまぶたのことで、眼瞼下垂とは上まぶたが通常より下に垂れ下がり眼が閉じ気味に見える状態をいいます。
●眼球陥没(がんきゅうかんぼつ)
眼球陥没とは、眼の内側に落ちくぼんでいるような状態を指します。
全体的な見た目は、異常のある側の眼の瞳孔が小さくなる、目頭側から眼を覆う膜が出てくる、まぶたが垂れる、眼が落ちくぼむといった症状が現れるので、異常のある側の眼の大きさが少し小さいような印象を受けます。
引用:FPC
ホルネル症候群を引き起こす疾患には、
- 中耳炎
- 外傷(交通事故など)
- 骨髄損傷
- 椎間板突出
- 梗塞
- 腫瘍
- 炎症性疾患
などが考えられます。
緑内障
緑内障は眼の水分の流れの変化により眼圧が高くなり、網膜の神経細胞が死ぬことにより視覚障害が生じる病気です。
通常は両眼に同時に起こることは少ないため、瞳孔の左右差が見られます。
緑内障の特徴的な症状は、白目の血管が太くなり、白目が赤く見えることです。
緑内障は痛みを伴うので、涙っぽくなる、目を閉じ気味にする、目を気にしてかくなどの症状もみられます。
また、視力の低下や失明なども起こります。
緑内障の症状
- 白目が赤くみえる(黒目との境の血管が太い)
- 黒目の表面である角膜が白くなる
- まぶしそうにまばたきする
- 目を閉じ気味にする
- 目をかく、こする
- 散瞳(瞳孔が大きくなる)
- 物にぶつかる
など
目をかいて、目に傷がみられる犬もいます。
また、緑内障以外の疾患が原因の場合は、他の症状もみられます。
緑内障では、慢性的に眼圧が上昇していく場合と、急激な眼圧上昇がみられる場合(急性)があります。
高い眼圧が続くと、短期間で失明します。
さらにその後も高眼圧が持続すると、牛眼(ぎゅうがん)といって、眼球自体が大きくなります。緑内障から水晶体脱臼が起こることもあります。
引用:FPC
緑内障を引き起こす疾患には、
- 白内障
- ぶどう膜炎
- 水晶体脱臼
- 眼内出血
- 網膜剥離
- 腫瘍
などが考えられます。
眼球腫瘍
眼にできる腫瘍の場所は様々ですが、瞳孔の左右差が見られることの多い内側と裏側に腫瘍ができる場合があります。
眼の内側に腫瘍ができた場合は、眼の中に炎症が起こり瞳孔括約筋が収縮します。
そのため炎症がある眼の瞳孔は縮み、左右の瞳孔に差が生じます。その他にの症状は
- 眼球内の出血
- 眼の中に出来物が見える
- 結膜炎
- 痛み
などが見られます。
眼の裏側に腫瘍ができると視神経が麻痺し、光の刺激の通り道に障害が生じ、左右の瞳孔に差ができます。
最初は瞳孔の左右差のみの場合もありますが、次第に
- 痛み(稀)
- 眼球が出る
- 第三眼瞼(瞬膜)が出る
- 斜視
などが見られます。
引用:Rootsどうぶつ病院
眼球の腫瘍が発生する明確な原因は、分かっていないそうです。
わたしの愛犬は今回は大きな病気につながることはありませんでしたが、普段から些細な変化に気づいてあげることが大事ですよね。


